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『無効にし破壊する』効果にチェーンして、発動が無効になろうとしているフィールドのモンスターを手札に戻した場合、処理はどうなりますか?

Question
自分が「VS ラゼン」の①の『このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる』効果を発動したところ、相手はチェーンして「PSYフレームギア・γ」の『手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する』効果を発動しました。自分は更にチェーンして、その「VS ラゼン」を対象として手札の「VS ヘヴィ・ボーガー」の①の『そのモンスターを手札に戻し、このカードを手札から特殊召喚する』効果を発動しました。

これにより「VS ヘヴィ・ボーガー」の効果の処理が行われ、「VS ラゼン」が手札に戻った状態で、「PSYフレームギア・γ」の効果の処理を行うことになった場合、処理はどうなりますか?
Answer
その場合、「PSYフレームギア・γ」の効果の処理として「PSYフレームギア・γ」と「PSYフレーム・ドライバー」が特殊召喚され、「VS ラゼン」の①の効果の発動は無効になります。ただし、手札に戻った「VS ラゼン」は破壊されません(手札に残ります)。

『発動を無効にし破壊する』処理や『効果を無効にし破壊する』処理を行う際に、直前のチェーンブロックの効果を発動したカードが発動したところに存在しなくなった場合、その発動や効果を無効にする処理は行われますが、そのカードを破壊する処理は行われません。上記の状況では、「VS ラゼン」がモンスターゾーンに存在しなくなっているため、破壊されずに処理を完了することになります。

なお、「VS ヘヴィ・ボーガー」ではなく「VS 龍帝ヴァリウス」の①の効果を発動した場合でも同様です。
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2025-05-22