「DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク」自身が攻撃を宣言した際に、『①：１ターンに１度、このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に、このカード以外の自分フィールドの「DD」カードまたは「契約書」カード１枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻し、このカードと戦闘を行うモンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター１体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する』効果を発動し、その発動にチェーンして、相手が「月華竜 ブラック・ローズ」を対象に「リビングデッドの呼び声」を発動しました。

この時、「DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク」の効果処理にて、装備カード扱いとして装備するモンスターとして、その特殊召喚された「月華竜 ブラック・ローズ」を選んだ場合、処理はどうなりますか？

質問の状況の場合、「DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク」の効果によって装備カード扱いとする相手フィールドの表側表示のモンスターとして、効果の発動にチェーンした「リビングデッドの呼び声」の効果で特殊召喚された「月華竜 ブラック・ローズ」を選ぶ事はできます。

その場合、特殊召喚された「月華竜 ブラック・ローズ」は装備カード扱いとなり、モンスターとして扱われない状態となりますので、一連のチェーン処理後に、「月華竜 ブラック・ローズ」の『このカードが特殊召喚に成功した時、または相手フィールド上にレベル５以上のモンスターが特殊召喚された時に発動する。相手フィールド上の特殊召喚されたモンスター１体を選択して持ち主の手札に戻す』効果が発動する事はありません。

（なお、質問の状況の場合は、一連のチェーン処理の際に、相手のモンスターゾーンに「月華竜 ブラック・ローズ」が特殊召喚された事により、相手のモンスターゾーンのモンスターの数が変化しています。したがって、一連のチェーン処理後に、戦闘の巻き戻しが発生する事になります。）