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スタンバイフェイズやエンドフェイズに行う処理が複数ある場合、処理の順番に決まりはありますか?

Question
スタンバイフェイズやエンドフェイズに行う効果処理が複数ある場合や、コストを払ったり発動するカードがお互いのプレイヤーにある場合、それらの処理を行う順番に決まりはありますか?
Answer
各フェイズの最初に優先権を持っているのはターンプレイヤーであるため、まずターンプレイヤーから先に発動・処理を行うことができます。行いたい処理が複数ある場合は、好きな順番でその発動・処理を行うことができます。
次にターンプレイヤーが優先権を放棄し、相手プレイヤーが優先権を得た場合は、同様に相手プレイヤーも好きな順番で発動・処理を行うことができます。
その後、お互いのプレイヤーが優先権を放棄した後で、必ず行わなければならない処理がある場合は、ターンプレイヤーからその発動・処理を行う必要があります。
また、必ず行わなければならない処理が全て完了した後でも、任意で行うことができる処理がある場合は、その発動・処理を優先権を得ているプレイヤーから行うことができます。

例)
自分のターン、自分の墓地にはこのターンに墓地へ送られた「烙印竜アルビオン」が存在し、相手は「S:Pリトルナイト」を自身の②の効果によって除外しています。

このターンのエンドフェイズ、優先権はターンプレイヤーである自分にあるため、「烙印竜アルビオン」の効果を発動するかどうかを先に決めます。ここで発動しない場合、その旨を相手に伝え、自分は優先権を放棄します。

次に相手が優先権を得たため、「S:Pリトルナイト」をフィールドに戻す処理を行うのかを決めます。ここで相手も優先権を放棄し、「S:Pリトルナイト」をまだフィールドに戻さない旨を自分に伝えることもできます。

この場合、再度自分が優先権を持っている状態になるので、「烙印竜アルビオン」の効果を発動するかどうかを決めます。「烙印竜アルビオン」の効果は必ず発動する効果ではないため、このタイミングでも、まだ発動しない、として優先権を放棄することができます。

その場合、再び相手が優先権を得た状態になり、必ず行わなければならない「S:Pリトルナイト」をフィールドに戻す処理を相手は行う必要があります。

その後、再び自分に優先権が移ったタイミングで、自分は「烙印竜アルビオン」の効果を発動することもできます。
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2024-08-29