相手の「ワイトプリンセス」の③の『自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、そのレベルまたはランク×３００ダウンする』効果の発動にチェーンして、自分は「氷水啼エジル・ギュミル」の①の『自分・相手ターンに発動できる。このターン、自分フィールドの表側表示モンスターは相手の効果では破壊されず、相手の効果では除外できない。相手の効果の発動にチェーンしてこの効果を発動し、その同名カードが相手のフィールド・墓地に存在する場合、さらにその同名カードを全て除外できる』効果を発動しました。

「氷水啼エジル・ギュミル」の①の『その同名カードを全て除外できる』処理を行う際に、墓地へ送られた「ワイトプリンセス」が自身の①の効果によって「ワイト」として扱われている場合、どのカードを除外することになりますか？

相手のフィールド・墓地の、カード名が「ワイトプリンセス」であるカードが除外されます（墓地でカード名が「ワイト」になっている「ワイトプリンセス」は除外されません）。

原則として、「氷水啼エジル・ギュミル」の①の効果の処理時に、効果を発動したカードのカード名を参照して除外する処理を行います。ただし、効果を発動したモンスターが発動したところに存在しなくなっていた場合（同一チェーン上で発動した効果のコストや処理によって発動したところを離れていた場合）には、発動時のカード名を参照して処理を行います。

質問の状況では、手札で効果を発動した「ワイトプリンセス」は、「氷水啼エジル・ギュミル」の効果の処理時には手札に存在していません。したがって、除外する処理はカード名が「ワイトプリンセス」であるカードについて適用されることになります。