相手のモンスターゾーンに表側攻撃表示で存在する「クラッキング・ドラゴン」を対象として、自分は「サイバース・ウィザード」の『①：１ターンに１度、相手フィールドの攻撃表示モンスター１体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示にする。この効果で守備表示にしたターン、自分のモンスターは対象のモンスターしか攻撃できず、自分のサイバース族モンスターが対象の守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える』モンスター効果を発動し、その効果が適用されているターンです。

そのターンに、自身の『①：自分フィールドにサイバース族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる』モンスター効果によって、手札から「バックアップ・セクレタリー」を特殊召喚した場合、そのターンのバトルフェイズに、「バックアップ・セクレタリー」はどのように攻撃を行う事になりますか？

質問の状況の場合、「サイバース・ウィザード」のモンスター効果によって、『この効果で守備表示にしたターン、自分のモンスターは対象のモンスターしか攻撃できず、自分のサイバース族モンスターが対象の守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える』効果が適用されていますので、「サイバース・ウィザード」自身だけでなく、他のサイバース族モンスターにもその効果は適用されます。

したがってこの場合、「バックアップ・セクレタリー」も対象となっている「クラッキング・ドラゴン」にしか攻撃を行えず、その守備表示の「クラッキング・ドラゴン」を攻撃する際には、『その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える』効果が適用される事になります。