自分のモンスターゾーンに「フェルグラントドラゴン」が表側表示で存在し、「巨神竜の遺跡」が自分の魔法＆罠ゾーンに表側表示で存在しています。

この状況で、自分の「フェルグラントドラゴン」が相手に直接攻撃を宣言した際に、相手が墓地の「幻影騎士団ダーク・ガントレット」の『②：自分フィールドにカードが存在しない場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に墓地で発動できる。このカードは効果モンスター（戦士族・闇・星４・攻３００／守６００）となり、モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する（罠カードとしては扱わない）。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される』効果を発動しました。

この場合、「巨神竜の遺跡」の『①：自分フィールドにレベル７・８のドラゴン族モンスターが存在し、墓地以外からモンスターが特殊召喚された場合に発動する。そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化される』効果は発動しますか？

「幻影騎士団ダーク・ガントレット」は墓地にて発動した自身の効果によって、モンスターゾーンに効果モンスター扱いとして特殊召喚される事になりますが、墓地では罠カードとしてしか扱われません。

したがって、墓地からモンスターが特殊召喚された扱いにはならず、「巨神竜の遺跡」の『そのモンスターの効果はターン終了時まで無効化される』効果は通常通り発動し、効果モンスター扱いとなった「幻影騎士団ダーク・ガントレット」に適用される事になります。
（『③：このカードの効果で特殊召喚したこのカードの守備力は、自分の墓地の「ファントム」魔法・罠カードの数×３００アップする』効果が、ターン終了時まで無効化される事になります。）