「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の『②』の効果を発動するコストとして、「サイバー・ダーク・キメラ」を捨てました。

その「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の『②』の効果にチェーンして「D.D.クロウ」の効果が発動し、「サイバー・ダーク・キメラ」が除外された場合、「サイバー・ダーク・キメラ」の『②』の『このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。同名カードが自分の墓地に存在しない「サイバー・ダーク」モンスター１体をデッキから墓地へ送る』効果はどうなりますか？

「サイバー・ダーク・キメラ」の『②』は誘発効果ですので、効果の発動のコストとして墓地へ送られた場合、その一連のチェーン処理後に改めてチェーンブロックを作ってこの効果を発動することになります。また、この効果は墓地で発動できる効果ですので、そのタイミングまでこのカードが墓地に存在していなければ発動できません。

したがって、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の『②』の効果の発動にチェーンして、コストとして捨てられた墓地の「サイバー・ダーク・キメラ」を対象に「D.D.クロウ」の効果を発動した場合、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の効果の処理後には「サイバー・ダーク・キメラ」は除外されており墓地に存在しませんので、その「サイバー・ダーク・キメラ」の『②』の効果を発動することはできません。

「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の『②』の効果の処理後に、墓地の「サイバー・ダーク・キメラ」の『②』の効果を発動し、これにチェーンしてその「サイバー・ダーク・キメラ」を対象に「D.D.クロウ」の効果を発動した場合でも、その「サイバー・ダーク・キメラ」の『②』の効果の処理は行われます。（これによって自分の墓地に「サイバー・ダーク・キメラ」が１体も存在しなくなったのであれば、デッキから「サイバー・ダーク・キメラ」を墓地へ送ることもできます。）