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「電脳堺」モンスターの効果で墓地へ送られた「電脳堺姫-娘々」は、その効果の処理後に効果を発動できますか?

Question
電脳堺悟-老々」や「電脳堺豸-豸々」の、『①』の『このカードが手札に存在する場合、自分フィールドの「電脳堺」カード1枚を対象として発動できる。そのカードとは種類(モンスター・魔法・罠)が異なる「電脳堺」カード1枚をデッキから墓地へ送り、このカードを特殊召喚する』処理によって、デッキから「電脳堺姫-娘々」を墓地へ送り、効果を発動したモンスターを手札から特殊召喚しました。

この効果の処理後に、その墓地へ送られた「電脳堺姫-娘々」の『①:このカードが墓地に存在し、自分フィールドにレベル3モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する』効果を発動できますか?
Answer
電脳堺姫-娘々」の『①』の効果を発動するためには、「電脳堺姫-娘々」があらかじめ墓地に存在している状態で、自分フィールドにレベル3モンスターが召喚・特殊召喚される必要があります。

電脳堺豸-豸々」の効果の『墓地へ送り』の処理と『このカードを特殊召喚する』処理は同時に行われますので、「電脳堺姫-娘々」を墓地へ送る処理と、「電脳堺豸-豸々」の特殊召喚が同時に行われることになります。この場合、「電脳堺姫-娘々」があらかじめ墓地に存在していることにはなりませんので、「電脳堺姫-娘々」の『①』の効果を発動できません。

一方で、「電脳堺悟-老々」の効果の『墓地へ送ったカードとはカード名が異なる「電脳堺」モンスター1体を自分の墓地から選んで効果を無効にして守備表示で特殊召喚できる』処理は、『墓地へ送り』や『このカードを特殊召喚する』処理より後のタイミングで行われます。したがって、『墓地へ送り』の処理で「電脳堺姫-娘々」を墓地へ送り、「電脳堺悟-老々」自身を特殊召喚し、その後の処理でレベル3の「電脳堺」モンスターを特殊召喚したのであれば、その処理後にその『電脳堺姫-娘々』の『①』の効果を発動できます。
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2020-11-09